ヨガマットおすすめブランド決定版!初心者向けや厚さについても解説
ヨガを始めるにあたり、まず手に入れたいのがヨガマットですね。
ヨガマットはなくてももちろんヨガができますが、マットがあると、より快適にヨガを行うことができます。
私のおすすめのブランドは、プロのインストラクターも使っているマンドゥカです。
ただし、洋服を選ぶのと同じで、最終的には個人の好みで決まるものではあるですが…。
ヨガマットには、ヨガのレベルやヨガのスタイルによって適しているものとそうでないものがあるのです。
そのため、ヨガマットを選ぶ際は、自分のヨガのスタイルに合わせて、厚さ、サイズ、重さ、におい、色・デザイン、素材を確認しましょう。
いくつかブランドをご紹介するので、気に入ったものや気になるものを試してみるのをおすすめします。
ヨガマットを選ぶ際のポイントとなる厚さや、初心者向けのブランドもご紹介しますね。
Contents
ヨガマットのおすすめブランドはどれ?
ヨガマットはさまざまなブランドから販売されています。
一般的なスポーツ用品を取り扱うブランド、例えばナイキやアディダスからもヨガマットは販売されています。
バレエ用品で有名なチャコットのヨガマットはバレリーナの間で人気だったりします。
しかし、私のおすすめは、ヨガ用品の専門店のマットです。
なぜかというと、ヨガに特化したブランドだと、ヨガをする上で必要な機能をしっかりと備えているからです。
さらに、ヨガは自然との共生を大切にしているため、エコで環境にやさしい製品が多いからです。
あとは単純に選択肢が多いのもうれしいところですね。
ヨガ用品を取り扱っているブランドは実はこんなにたくさんあります。
- Manduka
- Suria
- easyoga
- ヨガワークス
- Hugger Mugger
- JADEYOGGA
1. Manduka(マンドゥカ)
ヨガマットの老舗メーカー。本拠地はアメリカで、世界中のヨギーから絶対的な支持を受けているブランドです。
2. suria(スリア)
安心信頼のある日本製です。ヨガマットのほか、ヨガ用のプロップスも充実しています。
3. easyoga(イージーヨガ)
台湾生まれのブランドです。もともとヨガウェアを展開していたため、ヨガウェアとマットとのコーディネートがしやすいので、おしゃれな方におすすめです。
4. ヨガワークス
日本発のヨガブランドです。こちらのブランドは、マットやプロップスがカラー・種類ともに豊富。
そして何よりお値段がお手頃なので初心者におすすめです。私も最初のマットはヨガワークスで購入しました。
5. Hugger Mugger(ハガーマガー)
プロップスの販売がメインのブランドです。アメリカ生まれ。
6. JADEYOGGA(ジェイドヨガ)
地球に優しい、エコなヨガマットを中心に販売しています。そのため、天然ゴムを使用し、弾力性に優れたマットが特徴です。
そのほかにもヨガマットを販売しているヨガブランドをご紹介しますね。
- Anri&Bebe(アンリベベ)
- tatami yoga(畳ヨガ)
- yoloha(ヨロハ)
- Prana(プラナ)
- Wai Lana(ワイラナ)
- Vanaph(ヴァナフ)
- GAIAM(ガイアム)
数え上げたらきりがありませんが、私も知らない間にヨガブランドは増え、ヨガマットの種類も豊富になっていました。
ちなみに、これは個人的な趣味はありますが、中でも私の一番のおすすめ、マンドゥカです。
こちらはヨガの老舗ブランドなのですが、多くのヨガインストラクターに愛されているマットを販売しています。
厚手の黒のマットはブラックマットと呼ばれ、ヨギーの憧れのマットなのですよ。
ブランドも、ヨガの精神に則り、環境に配慮された製品のみ取り扱っており、素材も再生可能素材を利用しています。
また、サスティナビリティを大切にしていることから、耐久性があり長持ちする製品の販売を行っています。
その分お値段はお高めではありますが、ヨガマットはすぐに買い換えるものではありません。
一度買ったら長く使いたいものなので、良い製品にしっかりと投資するのは、ヨガを続ける上で意味がありますよ。
プロ仕様のヨガグッズが揃う!【MANDUKA マンドゥカ ヨガ】
ヨガマットの厚さはどれくらいがいい?
ヨガマットのブランドにはたくさんの種類があることがわかりましたね。
たくさんありすぎてどれを選んだらいいかわからない!というあなたのために、ヨガマットを選ぶポイントをご紹介します♪
ヨガマットを選ぶ上で確認すべきポイントはずばり、6つです!
- 厚さ
- サイズ
- 重さ
- 匂い
- カラー・デザイン
- 素材
えー?6つもあるの?と驚いたあなた、安心してください。
逆にこの6つを中心にしっかりと選んだら失敗はないのです!
しかも、厚さ、サイズはヨガの動きに影響しますが、あとは好みの問題になります。
お店で見つけたものを適当に買っても、大した問題ではないのですが、ヨガマットは一度購入したらほぼ買い替えることはありません。
そのため、せっかく買うのであれば気に入ったものを長く使いたいですよね。
それでは、マット選びに必要なそれぞれの特徴の説明をしていきましょう。
1. 厚さ
一般的に販売されているヨガマットの厚さは、こちらの3種類です。
- 3mm~5mm(普通)
- 1~2mm(薄め)
- 6mm~12mm(厚め)
中でも、特に一般的なヨガマットの厚さは3mm~5mmです。
この厚さだと、汎用性が高く、どのレベルでもどのようなスタイルのヨガでも使用できます。
ヨガをしていても安定感があり、クッション性も十分なので安全にヨガを行うことができます。
種類も豊富なので、選択肢もたくさんありますよ。
薄めの1~2mmヨガマットは、一般的なヨガのプラクティス用には薄すぎます。
この厚さのマットは、旅行先に持って行ったり、移動が多かったりするときに持ち運びが便利です。
中には、通常の筒状ではなくて、A4サイズ程度に折り畳むことができます。
なにしろ薄いので、このマット単体で継続的な練習をするのは体に負担がかかるのでおすすめできません。
あくまで、移動時用のものと覚えておいてくださいね。厚めの6mm~12mmヨガマットは、クッション性が高く、安定感があります。
丈夫な分、重さがあるので、持ち運びには不便になってしまいます。
ご自宅でヨガをするのがメインで、家に基本的に置いておく場合はこの厚さのマットだと快適にヨガができますよ。
また、ヨガスタジオによっては置きマットができます。スタジオに置いておけるのであれば重さはあまり気になりませんね。
厚めのマットはクッション性が高い分、ブランドによって、踏み心地が大きく変わります。
硬めのものや柔らかいものがありますが、これは好みもありますし、ヨガのスタイルに向き不向きもあります。
可能な限り、お店に行って感触を確かめてから購入すると、失敗は少ないですよ。
2. サイズ
一般的なヨガマットのサイズは、横幅が60cm、長さが180cmです。
普通サイズの日本人であれば、多くの方はこのサイズで十分だと思います。
私がヨガトレーニングを受けたヨーロッパでは背が高い人が多いためか、長さが長めのマットを使用している人が多かったです。
欧米のブランドだと、180cm以上、長いものだと200cm以上のものもありますよ。
3. 重さ
ヨガマットの重さは、当然のことながら、厚さや素材、サイズによって異なります。
ご自宅でのヨガがメインで、移動が少ないようであれば、あまり重さは関係ありませんよね。
逆にスタジオへ定期的に通うのであれば、重たすぎるとスタジオへの道が遠く感じてしまいます。
あなたの日常のヨガのスタイルに合わせた重さのマットを選びましょう。
4. 匂い
ヨガのレベルに限らず、多くの方が、気になる傾向にあるのがヨガマットの匂いです。
独特のビニール臭というかゴム臭というか、とにかく強い匂いがするマットも中にはあります。
特に深い呼吸を楽しむためのヨガなのに、吸うたびに気になる匂いがあるとヨガに集中できませんよね。
何度か使用してクリーニングしているうちに匂いは消えていくものですが、初めから気になる匂いはない方がうれしいものです。
匂いに敏感な場合は天然ゴム製のヨガマットは避けましょう。
素材に気をつけるだけでヨガマットのゴム臭は避けることができます。
天然ゴム製以外のヨガマットでも、匂いがする場合があります。
その場合はヨガマットクリーナーをつかって定期的に吹いたり、干したりすることで匂いはなくなっていきますよ。
5. カラー・デザイン
一昔前のヨガマットはモノトーンで、色も限られていましたが、最近のヨガマットは本当に種類が豊富になりました。
例えば、ピンクというとショッキングピンクしかない、というような感じでしたが、今では同じピンクでも落ち着いたピンクや濃いめ・薄めなど選べますよ。
また、柄も波模様や水玉模様がはいったものや、ラインの入ったもの、神聖な植物や動物が描かれたものなどもあります。
私のヨガの先生は、たくさんのヨガマットを持っていて、ウェアと合わせてマットを使っていました。
ヨガマットの上は自分がヨガをするときの大切なスペースです。
このスペース、お気に入りのカラーとデザインのもので彩ってみると楽しくヨガができますよ。
6.素材
最後に、ヨガマット購入前に確認しておきたいポイントは素材です。
主なヨガマットの素材は天然ゴム、TPE、PVCが一般的です。
他にも、PU(ポリウレタン樹脂)、NBR樹脂(ニトリルゴム)、EVA樹脂(エチレン酢酸共重樹脂)などが素材の主流です。
最近では、畳やコルクなどが使用されていることもありますよ。
また、主な素材(ベース部分)は上記の素材で、表面だけマイクロファイバー生地を使用したものなどもありますよ。
それでは、よく販売されているヨガマットの主な3つの素材と特徴をご説明しますね。
天然ゴム
耐久力が強く、強い弾力性とグリップ力が特徴です。アクティブに動くヨガでもしっかりと手足をグリップしてくれて動きやすいマットですよ。
そのため、本格的にヨガをする上級者たちに愛されている素材です。
ただし、先ほどもご説明したようにかなり匂いがきついのと、ゴムアレルギーがあると合わない場合があります。
天然ゴムなので、もちろん環境に優しく、エコなマットなので、世界中から多くのヨギーに愛され続けている素材です。
TPE
TPEはThermo Plastic Elastomer(熱可塑性エラストマー)の略です。
天然ゴムに変わり、最近多くヨガマットの素材として使われているものになります。
最大の特徴は、軽く手耐水性があるので、水をよくはじきます。そして気になる匂いがほとんどありません。
デメリットとしては、水をよくはじくので、汗をたくさんかいたときに、滑りやすくなることがあります。
滑らないように加工されているものも多くありますし、ホットヨガなどではマットの上にタオルを置いて行いますので、工夫次第で快適にヨガができますよ。
PVC
PVCはPoly Vinyl Chloride(ポリ塩化ビニール)の略です。
TREが比較的最近できた素材であるのに対して、PVCは昔からよくある素材で、お値段が比較的お手頃です。
クッション性が高く、安定感があるので、ヨガマットとしてバランスのよい素材です。
ヨガを続けるかわからないけどとりあえず購入してみる、という場合は、PVCの安価なマットをおすすめですよ。
ヨガマットを選ぶ6つのポイントをご紹介しました。最近のヨガマットは種類が豊富すぎて迷ってしまいますよね。
カラーやデザインで自分の好みのものを買うだけでももちろんOKです。
ただし、長く使うものなのでせっかく買うのであれば後悔のないように、マットの特徴を知ってから購入するのがおすすめですよ。
ヨガマットのおすすめで初心者向けはどれ?
ヨガマットのブランドと選ぶポイントをご紹介しましたが、ヨガの初心者におすすめなのはどのマットでしょうか?
まず、ヨガマットを選ぶ上で重要なのは、あなたどのような立場でヨガをしているか?を知りましょう。
- ヨガの種類
- ヨガのレベル
- ヨガをする場所
- あなたのサイズ
1. ヨガの種類
一口にヨガ、といってもさまざまな種類があることをご存じでしょうか?
沢山動くヨガなのか、基本的に座って行うヨガなのか、横になって寝ているポーズが多いヨガなのか…。
などなど、ヨガにはさまざまな種類があるので、マットを使ってどんなヨガをするのかまずは知っておきましょう。
ヨガは大きく分けて2種類のタイプに分けられます。それぞれのタイプでは以下のようなポイントでヨガマットを選びましょう。
- 体をアクティブに動かすヨガ→薄目で滑りくく、グリップ力の強いもの
- ポーズを長くキープする静かなヨガ→厚目で弾力性が高いもの
2. ヨガのレベル
あなたはヨガの初心者?中級者?それとも上級者?お料理グッズにもレベル分けがあるように、ヨガにもレベルがあります。
ヨガマットも、初心者がいきなり上級者向けのものを選んでも使いづらいことがあります。
逆にレベルが上がっていつまでも初心者用を使っていると怪我をすることも…。
初心者の場合、厚目のヨガマットを利用したほうが、ふかふかでやりやすいのではないか?と考えられます。
寝ているポーズはたしかに厚目のマットのほうが楽に感じることがあるかもしれません。
しかし、立ったポーズでは、体幹がしっかりしておらず、ポーズを長くホールドしにくい、ということがあります。
柔らかいマットレスの上に片足で立ってみるとわかると思いますが、柔らかい土台でバランスをとるのはとても難しいのです。
そのため、たくさん動くアクティブ系のヨガをするのであれば、厚すぎないマットがおすすめですよ。
3. ヨガをする場所
基本的に自宅でするのか、スタジオに通うのか…。スタジオに通う場合、置きマットができるのか毎回持ち込むのか?
これはマットの重さや形状に関わってきますので、購入前にマットと一緒に動く自分の姿を想像してみてください。
重さももちろんそうですが、商品によっては、ヨガマット用の専用バッグがあったり、ストラップがついていたり、A4サイズにたためるものもありますよ。
持ち運びさすさもヨガマットを選ぶうえで大切になりますね。
4. あなたのサイズ
最後のポイントはヨガマットのサイズです。先ほどもご説明しましたが、一般的なヨガマットのサイズは横幅60㎝、長さ170~180cmほどです。
横幅は大体60㎝で統一されていますが、長さは自分の身長に合わせて選ぶのがおすすめです。
基本的には、自分の身長に10cm足した長さがあれば十分です。
ちなみに私は150cmと小さめなので、160cmで十分な長さになりますが、長めのマットはあっても短めのマットはないので、170cmのものを利用しています。
ポイントとしては、マットの上に横になったときに手足がはみ出ないサイズが理想です。
ところで、ヨガマットってそもそも必要なの?と思ったあなた。
そうなのです。ヨガマットはなくても実はヨガはできます。そもそもヨガ発祥当時のインドにはヨガマットはありませんでした。
しかし、ヨガマットを使うことで以下のようなメリットが得られます。
- 体への負担を軽減
- 防寒
- 自分だけの聖域を作れる
1. 体への負担を軽減
ヨガマットがあると、クッション代わりになり、ポーズがとりやすいというメリットがあります。また、肘や膝をついたポーズをするときに、緩衝材となってくれます。
直接硬い床で動くよりも確実に楽にポーズをとることができますよ。
また、ヨガマットはグリップ性が高いので、滑ることなくポーズをとることもできます。
2.防寒
夏は冷たい床でポーズをとるのは気持ちがいいものですが、冬は寒いです。
特に長く寝たままのポーズもあったりするので、寒さを感じずにヨガができますよ。
3.自分だけの聖域を作れる
ヨガマットの上は自分と向き合うための大切な空間になります。
ヨガのプラクティスを続けているとヨガマットの上に座るだけでほっとすることもあるくらいなのですよ。
このように、ヨガマットがあることで、ヨガを快適に行うことができるようになります。
初心者で購入を迷っている場合は、まずはレンタルマットのあるヨガスタジオなどで体験をしてみてください。
一度ヨガマットの上で動く、という感覚を覚えると、ヨガマットっていいなあと思えるはずですよ。
初心者向けにコスパのよいヨガマットも販売されていますので、まずはPVC素材のお値打ち価格のマットを購入してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
- ヨガマットを購入するのであれば、ヨガグッズを販売するヨガ専門店のブランドがおすすめ
- ヨガマットを販売するおすすめブランドはManduka、suria、easyoga、ヨガワークス、Hugger Mugger、JADEYOGGAなど
- 初心者におすすめのヨガマットの厚さは3mm~5mm
- ヨガマットを選ぶ際には、厚さ、サイズ、重さ、匂い、カラー・デザイン、素材をチェックすること
- ヨガマットを選ぶときは自分のヨガのスタイルに合わせたものを選ぶこと
ヨガマットは頻繁に買い替えるものではありません。大事に使えばほぼ一生使えます。
そのため、自分のヨガのスタイルに合わせて適切なものを選びましょう。
ヨガブランドのマットであれば、ヨガに必要な機能がしっかり備わっているので安心ですよ。
お気に入りのマットを見つけたら、日々のプラクティスも楽しくなること間違いなしですね。